アスタキサンチンと認知症
アスタキサンチンと認知症
アスタキサンチンは、認知症の予防にも効果を期待できます。
認知症にはいくつかの種類があります。
・アルツハイマー型認知症
・脳血管型認知症
・レビー小体型認知症
・前頭側頭型認知症
一般的になる認知症のうちの約50〜70%はアルツハイマー型認知症が原因で、
約10〜20%は脳血管型認知症によるものとされています。
認知症の症状は、中核症状と呼ばれる症状と、
本人の性格や周辺環境などが加わって起こる周辺症状があります。
中核症状とは、脳の神経細胞の破壊によって起こる症状で、
代表的な症状は多くに見られる記憶障害です。
この記憶障害は、直前に起きたことの記憶が脳に定着せず、
そのため、すぐに起こったことを忘れるような症状が特徴です。
一方、古い過去の記憶はよく残りますが、
症状の進行とともに、それらも忘れてしまいます。
また、判断力の低下、時間や場所、
名前などが分からなくなる見当識障害などがあります。
周辺症状は、妄想、幻覚、暴力、徘徊などの精神症状が現れます。
また同時に、うつや不安感、無気力といった感情障害が起こります。
これらの認知症の原因の一つに、活性酸素が深く関わっているといわれています。
アスタキサンチンと認知症の対策
活性酸素は、細胞を酸化(老化)させる物質で、
これが脳に多く存在すると、脳を酸化(老化)させてしまいます。
活性酸素で脳が酸化すると、脳細胞が壊死し認知症の原因となります。
人間の細胞は活性酸素の負けやすく、
中でも脳細胞は特に弱い細胞のひとつなのです。
脳は毎日過酷な状況にある為、
活性酸素の発生量も増えやすい状態にあります。
この活性酸素による脳細胞の酸化が、
脳の老化による萎縮や、脳細胞の壊死の原因となります。
脳細胞は他の臓器と違い、新しい細胞は再生しません。
そのため、脳細胞の保護のために、アスタキサンチンが有効なのです
アスタキサンチンは、抗酸化物質の中で、唯一「血液脳関門」を通過でき、
直接的に脳神経系に作用できる抗酸化物質です。
そして、脳内の活性酸素を除去し、脳細胞の酸化を抑えてくれます。
その結果、脳を若く保つことができ、認知症の予防につながるのです。